このブログでは、ガーミンで記録したランニングデータをAIに分析してもらった結果をたびたび紹介しています。
「どうやってデータを渡しているの?」と思った方もいるかもしれません。
やり方はシンプルです。
ガーミンコネクトからファイルをエクスポート(ダウンロード)して、AIに添付するだけ。
パソコンかスマートフォンがあれば、AIに分析をお願いすることができます。
今回はその手順を紹介します。
用意するもの

・ガーミンのスマートウォッチ(私はForerunner 965を使っています)
・ガーミンコネクトのアカウント
・ChatGPTまたはClaudeなどのAI(どちらでも分析は可能ですが、分析結果・アドバイスは異なります。)
これだけです。
ガーミンコネクトからデータをエクスポートする
手順は3ステップです。
【手順1】ガーミンコネクトWeb版にログイン


ブラウザでガーミンコネクトを開いてログインします。
アカウントがない場合は「作成」から登録してください。
【手順2】アクティビティ一覧から分析したいランニングを選ぶ




メニューの「アクティビティ」から一覧を開き、分析したいランニングをクリックして詳細画面を開きます。
【手順3】ファイルをエクスポート


詳細画面の右上にある歯車アイコンから「ファイルからエクスポート」を選ぶと、FITファイルがダウンロードできます。
FITファイルには秒単位の詳細なデータが含まれています。
・心拍
・ペース
・ピッチ
・歩幅
・上下動
・接地時間
・パワー
Garminが記録している様々なデータが入っていますが、FITファイルはバイナリ形式のデータ(すいません詳しいことはわかりません・・)でクリックしてもデータは表示されません。
AIにファイルを渡して分析を依頼する

ダウンロードしたFITファイルを、AIのチャット画面にそのまま添付します。
画像はClaudに貼り付けた時の状況です。
添付したら、分析してほしい内容を伝えます。私が実際に使っている依頼の例です。
【例1:1回のランを分析してほしいとき】

「このFITファイルはガーミンで記録したランニングデータです。心拍・ペース・ピッチ・接地時間を分析して、フォームや効率の観点から気づいた点を教えてください。」
【例2:過去のデータと比較してほしいとき】

「2つのFITファイルを添付します。1つは半年前、1つは最近のランニングです。同じペース帯での心拍・ピッチ・上下動を比較して、変化を教えてください。」

ポイントは「何を知りたいか」を具体的に伝えることです。ただ「分析して」と言うより、比較したい項目や気になっている点を伝えた方が、返ってくる内容の精度が上がります。

とは言うものの、ランニングで何を良くしたらいいか分からないことが多いので、データの貼り付けと走っている最中に感じた体の症状等を伝えています・・汗
ゆくゆくはしっかりとした指示をしていきたいです
分析でどんなことがわかるのか
私が実際にやってもらった分析の例です。
・同じペース帯(キロ5:40〜6:15)に絞った心拍の比較
・速度帯別の接地時間の変化
・ピッチと歩幅のバランスの評価
・半年間のフォーム効率の変化
以前の記事で紹介した「同じペースで心拍が12bpm下がっていた」という発見も、この方法で見つかりました。
自分では絶対にできないレベルの分析が、ファイルを添付して依頼するだけで数分で返ってきます。
注意点
いくつか気をつけたい点があります。
【AIのアップデートで状況は変わる】
実は私が最初に試したとき、ChatGPTはFITファイルを読み取れませんでした。
当時はClaudeでデータを変換してからChatGPTに渡すという手間をかけていました。
それが最近のアップデートで、ChatGPTでも直接読めるようになりました(解析はClaudeの方が機能が上回っている印象があります)。
AIの機能は頻繁に更新されます。
この記事の手順も、将来はもっと簡単になっているかもしれません。
【分析結果はあくまで仮説】
AIの分析は便利ですが、そのまま鵜呑みにはしないほうがいいと思います。
このブログでずっと書いてきた通り、AIが出すのは仮説です。
実際に走って確かめることが大切です。
【個人データの扱い】
FITファイルにはGPSの位置情報が含まれています。
自宅からスタートしている場合は位置がわかるデータになるので、その点は理解した上で使ってください。
まとめ
・ガーミンコネクトWeb版のアクティビティ詳細から「ファイルからエクスポート」でFITファイルを取得
・FITファイルをAIにそのまま添付して分析を依頼
・「何を知りたいか」を具体的に伝えると精度が上がる
・分析結果は仮説として受け取り、走って検証する
ガーミンユーザーであれば今日からできる方法です。
自分のデータにどんな発見が眠っているか、ぜひ試してみてください。


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